外国人採用のリアル:実例紹介 アプリテックス様外国人社員インタビュー
「外国人採用って実際のところどうなの?」とリアルな情報を知りたいと思っている方も多いかと思います。
そこで今回は、弊社とお付き合いの長いアプリテックス様に特別にインタビューをお願いし、外国人社員の採用の実例についてお伝えしたいと思います。アプリテックス様は、ニュージーランドに開発拠点を持つ、30年以上人材派遣システムを開発・サポートしてきた企業様です。
この度は、システム開発とユーザサポートのポストに、弊社の人材紹介サービスを通して今年4月に正社員として入社された、ネパールから来たお二人にインタビューさせていただきました。
ネパールから来日、アプリテックス様で活躍中のアナモルさん(左)とスディップさん(右)
デルタソリューションズ(以下DS):今どんなお仕事をされていますか?
スレスタ・アナモルさん(以下アナモルさん):人材派遣システムと給与プログラムの連携プログラムを開発しています。
ブサル・スディップさん(以下スディップさん):先輩達が作ったプログラムと仕様書を見てテストを行い、色んなプログラムの修正も行っています。今後は仕様書の作成から行えるように頑張ります。
DS:どんなところが大変だったり面白かったりしますか?
アナモルさん:プログラムの開発と共に、関連した法律の知識が学べます。特に給与システムは社会保険や源泉税などの知識も必要です。また、仕様書を見て日本語の表現のしかたなどが解り、楽しく勉強出来ています。チームで仕事をし、みんなでゴールに向かって行くのがとても楽しいです。
ブサル・スディップさん(以下スディップさん):先輩が作った仕様書を見て、設計のしかたが勉強になります。お客様から見た操作性などを考えて、設計やプログラム作成するのは大変ですが、やりがいがあります。
DS:お二人とも入社される前には、日本の専門学校で勉強されたそうですが、どのようなきっかけで日本に留学されたのですか?
アナモルさん:日本のパソコンの技術が高いと知り、技術の勉強がしたいと思いました。それに、パソコンソフトやアニメの作り方の技術が高いと思ったからです。
スディップさん:私は日本のアニメが好きです。それと、兄がITの仕事をしていたので、日本のIT技術に興味を持ったからです。
DS:日本のアニメなどの文化を既に知っていらっしゃったのですね。日本での就職活動で困難だったことはありましたか?
アナモルさん:面接でのビジネスマナーに苦労しました。専門学校でマナーをひとつひとつ学んだり、面接練習も何回も行ったりしました。
スディップさん:私も学校で週2、3回は面接の練習をしました。ドアの開け閉めから挨拶まで、徹底的に練習をしました。求人の応募方法などは学校で教わっていたので、それほど難しく感じませんでした。
DS:日本の学生であっても、最初にビジネスマナーを身につけるのは大変かと思います。他に工夫されたことはありますか?
アナモルさん:学校での説明会や、企業の選考をたくさん受けて自信をつけていきました。最初は面接も大変でしたが、練習しながらマナーもどんどん身につけていったような気がします。
DS:日本で実際に就職して感じたことはどんなことですか?
スディップさん:社会に出ると、学生のときとは全然違います。繰り返しになりますが、やはりビジネスマナーが大変です。
私たちはITの仕事で、仕様書を解析したり、各種打ち合わせでコミュニケーションを取るのに日本語が必要で、日本語のスキルアップが重要です。このことについては会社の先輩方が日本語だけでなく色々わからないことを一つ一つ丁寧に教えてくれるので、とても仕事がしやすいと感じています。
DS: 母国のネパールでの働く環境と今の日本の会社との違いはどうでしょうか?
アナモルさん:ビジネスマナーが母国と全然違います。日本の方がとても厳しいと感じています。
DS:弊社(デルタソリューションズ)からの人材紹介サービスはいかがでしたでしょうか?
アナモルさん:今の仕事に応募して書類選考が通ったあと、佐藤さん(デルタソリューションズの担当者)から何度も連絡をいただき次の面接での対策を丁寧に教えてくれました。外国人の気持ちが分かってくれていて、手厚くサポートしてくれました。
DS: それは良かったです!最後に今後のビジョンを教えてください。
アナモルさん:日本の高い技術を学んで母国(ネパール)に伝えたいです。
スディップさん:技術を身につけて、もっと仕事ができるようになりたいです。将来は日本かネパールかどちらかで、自分の会社を開きたいと思っています。
DS: 素晴らしいですね!今後も頑張ってください。今日は本当にありがとうございました。
アナモルさん・スディップさん:ありがとうございました。
とても真面目な好青年という印象のお二人。採用されたアプリテックス様も、言葉の壁を乗り越えて、明るく前向きなお二人の姿勢が、社内に良い影響を与えているとのこと。写真撮影でも素敵な笑顔を向けてくれましたお二人、ぜひとも夢に向かって頑張ってほしいと思います!
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